今日も最高の一日を過ごしました!
こちらは、絶好の農日和りが続いています。
今日は、強力な助っ人にお越しいただけました。
先月まで、研修を兼ねて勤めていた、神石高原の農場で、自分と入れ替わりで入った福山出身の宮嵜さんです。
彼は、これまでも、県内の有機農場で研修修行をしていて、自分よりも歳は若いのに、知識と経験を積んでいて、これから有機農業を盛り上げていく大切な仲間の一人です。
考え方も哲学的というか、ユーモラスで、こんな仲間を増やしていきたいっす!
あ、作業の写真撮らしてもらえば良かったな…
宮崎さんの草刈りスキルのおかげで、次に耕作していく、約3畝(せ)(約90坪)の農地の下準備が進みました。
この畑がある場所は、その昔は、海でした。
つまり、埋め立て地であり、その後は、田んぼとして使われていました。
畑の土は、近隣の山から持ち込まれたものなので、いくら自然農法を目指していても、そもそもが自然の地形ではないので、理想の土に近づける為には、少々努力が必要です。
今のところ自分の思い描く理想の土は、フカフカの団粒構造で、握ると軽く締まって、ほろっと崩れるような土。それで、ミミズが沢山いたら最高です。
現状、全体の土質は、砂地に近い真砂土です。細かい砂の層は、中に空気が入りにくく、植物が根を張る所が、ギチギチに詰まっている状態です。
更に、水はけも悪く、畝を上げれば、水持ちが悪く、栄養分を入れても、すぐに流れてしまいます。
雨で洗われれば、表面は、カッチカチです。
去年の夏場から使い始めて、思った事は、土中の繊維質が足りていないという事でした。
それでも、土に有機質を入れて、作付けしていたところは、かなり改善されてきたように思いますが…
そこで、作付けしていなかった土地に関しては、雑草を伸ばし、根を張らせ、どんな草が、自生出来るかを観察した後に、秋、一斉に種をつけ始める前に刈り取って重ねておきました。
それを、半年間積んで寝かせておいて、再び、畑へ戻すという作業を計画しており、今日、再び畑の上に敷き戻しました。
この上に、山の落ち葉、発酵鶏糞、ボカシ肥料などの有機質を入れて、土中の生態系を育てていけたらと思います。
最近、市販では、品種改良されて、一代しか生きられないF1種子が大半をはびこる中、種取りも出来る、品種改良される前の本来の固定種が欲しかったところなので、とても嬉しい差し入れでした!
窪ませた事により、水が溜まりやすい形状になり、さらに押さえる事によって発芽までの保水力が上がるという発想です。
種を見て蒔き方は、多少アレンジします。
意外と大きいんですね。
宮嵜さんにいただいた、日野菜カブも、さっそく蒔きました。
トレーは、ホームセンターで叩き売りしてました。
今年は、芽を出してくれますよーに
(>人<;)
神石のM先輩の他、愛知の師匠、かつさんから頂いた魂の込められたオクラです!
失敗する訳にはいかんとです…!
しかし、セルトレーじゃ多すぎて、一人では、とんでもなく時間がかかるので、仕切りのないトレーにバラ蒔き作戦です♫
この技は、大量に美味しい有機野菜を作る神石のドン、伊勢村師匠仕込みです。
師匠が、沢山いて本当に幸せです☆
もちろん、この上から土を被せます。
少し押さえて…終わり。
とても簡単です。
ただ、鉢上げする時は、根っこが絡まるっていう欠点はあります。
宮嵜さんにいただいたレタスと、キャベツの固定種。
先輩達から頂いた、自家採種されたオクラにインゲン。
この他にも、少し遅いかもしれないですが、固定種のピーマンの種も蒔きました。
まだまだ、これから、ハーブ園も造るので蒔き蒔きは止まりません。
タネを蒔くという言葉は、農業だけに限らず、人間関係を築くシーンだったり、目標に向かって何かを仕掛ける行動にも置き換える事が出来ると思います。
それは、早生(わせ)で早く結果が出る物もあれば、大樹のように何年もかかる物もあります。
手間を惜しまず、仕事出来る事に感謝して、気を長くやっていく事が大切だと、タネ蒔きをしながらは教わります。
種って素晴らしいです。
と魅了させられながら今日も過ぎていきます(^^)
感謝!!!!!!!!
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