2014年3月31日月曜日

播種ed last night.

昨晩は、セルトレー700穴を超える播種作業をノルマと決めこんでいたので、自分はプロの種苗会社や!と自己暗示をかけて頑張りました。
トマト、バジル、キャベツ、唐辛子、かぼちゃ、ズッキーニ、スイカを蒔きました。

去年の春の月刊現代農業で見た情報ですが、種は播種する前に、ぬるめのお風呂くらいのお湯に少し浸けて春を感じさせるといいと書いてあったのを見てからもっぱら、播種する前には、保温のタンブラーに、ぬるま湯を入れて、種ごとにお茶の袋に入れて少し浸けてから蒔いています。
しかし、今回は、唐辛子の種もあり、辛みの刺激成分カプサイシンが、他の種にどんな影響を与えるか分からないのでチリは一応別のコップで浸けました。

これは、最後に、神石の研修先での社長に教えていただいたスキルの一つですが、とても役に立っているので、紹介します。
穴を開けるのは、一定の角度で、棒状の箸やドライバーなどを、押し当てるだけで出来る。

種によっては、ピンセットでやっていましたが、もう目が大変でした(°_°)
写真は最小サイズだったバジルの種。

覆土はピンセットの尻で。
軽く被せて押さえる程度にしました。

トマトと相性のいいバジルは、最初から、一緒に管理してみる事に。
半分より左がバジル、右がトマト。

全部終わった頃には3時半になっていて、それから、昨日ひいたビニールが飛ばされていないか、畑に見回りに行き、朝にはトラックに積み込んだ様子。

乾いたら、すぐに霧吹きで対応。
世話がやけるぜベイビー。

今日畑へ行ってまず、思いついてやってみたのがこれ。
竹引きノコを引っ張りだして竹槍を作り。
竹槍の練習をすると見せかけて

じゃーん!
これ、超便利っす♪
畝の角のところに竹の杭を打って、ホースをいちいちたぐりよさなくても水やりが出来るのです。
モウソウ竹は、たくさん切ってこれるけど、太すぎて使い道が無くって、やっと一つ思いつきました。
竹ヤリじゃなくて水ヤリへの思いヤリでした〜☆
って…おもんなっ(^◇^;)

こう見ると、居合切りの達人でも来たのかと思います。

水がたまって、ボウフラのアジトにならないように、頭はフシで切る気配りも。

そして、本題。
ここを育苗キャンプ地とする!

まずは、三角ホーを使って草削りから。
三角ホーの使い方は、浦崎の山で厳しく指導して下さった師匠がいるので、慣れたもんです。

私、前職は理容業に携わっており、お客様の顔そりが、日課だったのですが、理論は一緒です。
肌(土)に対して、刃(鍬先)が斜めに動く事を、斜行といい、毛(草)に対して45度の角度で刃が当れば切れやすい…って感じです。

去年まで、不毛の大地でミミズ一匹見当たらなかった畑に、(オーナーは、何年間も草が伸びる前に、トラクターでマメにすき込んでいたようです。除草剤などは一切使っていなかったのが救いでした)色々、土壌改良を試みた結果、最近少しづつですが、ミミズが帰って来てくれました!
生態系の大黒柱。
土の神ミミズっ子様です。

おっと、話がずれた…

ホイ!
育苗トンネルの出来上がり〜。
天幕は、不織布と、透明マルチの二枚使いです。
今の時期、温度管理が難しいので、気温が高い時は不織布だけにも簡単に切り替えれる様に考えました。

播種したトレーを並べた様子。
資材は、全てこれまで趣味で集めて来たもので対応出来たので、今回はお金はかかっていません。

セルトレー一つずつに、オーダーめいどの不織布のドレスをベタがけ。
その上から、発芽までの乾燥を防ぐ為の透明マルチを。

今日は、近所のおじちゃんが話しをしに畑にやって来たので、ネギをあげました。
カモじゃないですけど、なんか人がやって来ると嬉しいものですね。

ちなみに今日は、豊橋の大先輩かつさん綾子さん夫妻にいただいたエシャレットという島ラッキョウの苗を植え終えたところで、日が落ちました。

それと、ピートモスを混ぜた土のphが、気になったので三回測ってみたところ約6.7!ph7が中性なので、弱酸性ですがいい感じではなかろうか?!

あとは、温度管理と水やり。
今日は、128穴x2トレー頑張ろう!
楽勝!

では、風天ファームからお騒がせいたしました〜(^ ^)最高の一日でした〜♪

2014年3月30日日曜日

雨上がりだから出来る事

まいど!風天ファーム修行中です☆
おかげさまで以前、居土畑さんの回のブログの閲覧人数が360人を超えてから、かしこまってマメに更新しておりますが、いつまで続くか(笑)

さて、今日の朝は、ゆっくり…
洗濯と掃除をして。
雨が上がって、いても立ってもいられず外へ。

畑へ行くと、やはり…
排水を作っていなかった箇所に水たまりが。

排水が悪いと、作業しにくいばかりではなく、野菜の根腐りや、病気の原因になってしまいます。

早速、スコップと平鍬で排水を掘り始め。

水が流れていくのは気持ちよく、楽しく溝掘り。
一時間もかからない内に貫通しました☆
この手の作業は、大の得意分野です。

そして、去年JA松永のFさんにいただいた使い古したビニールハウスのビニールを使い、土が濡れている内に今後拡大していくエリアを覆いました。

今の時期、気温は徐々に上がっていくので、ビニールの下はものすごく高温になり、土壌消毒と、蒸らして雑草の抑制を図った意味で施しました。

消毒と言っても太陽熱だよりで、薬剤などは一切使っていません。

これを、少しづつ手前にずらして行き、耕す前の処置として、実験的にやってみます。

今日は、春一番みたいに風が強かったので、しっかり重しを置いて養生しました。

そして、セルトレー(プラグトレーとも言います)での播種の準備。

これまで芽出しは、畑の土のみでやってきたのですが、なかなか上手くいきませんでした。

確かに、当畑の土質は砂地寄りの真砂土なので、目が細かく、保水力、保肥力(芽出しに保肥力はあまり必要ありませんが)通気性に欠けています。

プロの農家さんは、大概、専用の培養土を用います。

先輩からも「よっぽど土に自信のある人でも滅多に畑の土ではやらない(笑)」と言われる始末。

しかし、有機の培養土はバカ高いし、どうせ畑に移すので、早く慣れてくれていた方がいいだろうという思いから…

そこで、今回は、3:1の1の割合でピートモスを入れてみる事にしました。
ピートモスは、水こけを乾燥させたもので、他にもココピートという物もありますが、ココピートは、ペーハー調整してあってアルカリ系の何らかの成分が入っていそうなので、避けました。

成分無調整の物を選び、本当なら、市販の物を使う時は、製造元に電話して、何が使われているか、有機JASでも適応できるのかを、詳しく聞きますが、今日は、あいにく日曜日で不通だけど急ぐので…購入!

割合3:1と言っても、体積比であって。
スコップ三杯につきスコップ一杯なので、目方的にはかなり軽いピートモスは全体の20%以下だと思います。

園芸用のスコップを使い、ちょうど、水の入っていないセメントを練るような感じで、上から底まで切り崩すように、何往復か混ぜると、早く、よく混ざります。

ピートモスを少し入れただけなのに、フカフカの団粒構造の様な土質になりました。
これは良さそう…!

セルトレーへは、手で、塊があったらほぐし、異物があったらとり除きながら、平らな所で軽くトントンしながら、フラットに土をひいていきます。

じゃーん♪
本日のノルマ!
これに全部種を蒔くまで、今日は寝れません( ̄▽ ̄)

頑張るぞー!

今日は、用事で、蔵王の方へ出かけたので、ついでに野菜を買いに、まるごと市場へ。

今後の野菜が出荷出来るか営業も兼ねて行ったのですが、神石高原町をサポートするお店で、役場が噛んでいるので、神石高原町民でないと出荷出来ないと言われました。

ちょうど夕方のタイムセールが始まって、なんと、400円でこんなに野菜が買えました。

しかも、神石でお世話になっていた方達の信頼のおける野菜まで!
今日は、豪華な晩御飯になりました〜!

ご飯と言えば余談ですが…

最近は、お米にもこだわっていこうと思い、全て無農薬の白米、玄米、黒米、赤米、さらに天然岩塩をブレンドした、雑穀米を食べています。
近々、小豆も導入する予定です。
そのせいか、最近は、疲れ知らずで、毎日が、最高の一日です(笑)
そして、最高にボンビーです(笑)

極貧生活すごく良い生活♪(ラップ調に)

アホですわ。
それでは!
PEACE

2014年3月29日土曜日

里芋を植えました

今週は、5日間も畑を休ませていたので風天ファームが気になりながらでしたが、愛知いい旅でした〜(^ ^)
その間も、浦崎の師匠が畑を見に来て下さったみたいで…ありがたい限りです。

5日いなかったら、畑の様子が…!
一気に暖かくなったせいで草がボーボーに茂ってしまいました。
この辺もある程度キレイにしつつ…

午前中は、堆肥作りをしました。
タナイ師匠に、畑が痩せすぎだと指摘いただいたので、まずは、肥料を作ろうと動きました。
作ろうと思っても、発酵に期間がかかるので、一刻も早く仕込んでおかなくてはいけません。

本日のメニューは
①地場で刈り取って腐らせておいた雑草を積む(約三割)
②神石高原の山の落ち葉を積む(約三割)
③国本養鶏場さんのオリジナル鶏糞堆肥(約二割)
③米ぬか少々
④牡蠣殻入り自家製草木灰少々
⑤水をまんべんなくかける
⑥一年モノの天恵緑汁(ヨモギなどの雑草に黒糖を混ぜて漬物の様に漬けて出た汁を抽出して発酵させた酵素で、発酵を促す。植物にあたえれば活力剤となる。また後日、仕込みますので特集します)約100倍に希薄したもの。

この繰り返しで、何層にも重ねて行きます。

プライスレス。
体にはちょうどいいリハビリになりました(笑)

草木灰に至っては、使う分が追いつかずに、燃やしながらの作業。
こんな車通りが多い所なので、最初は少々気を使いましたが、だんだんと、散歩中や、車から応援してくれる人が増えつつあるので励みになります。
風向きを見て、民家の方に煙が行くようなら燃やせませんが。

昼からは、里芋の植え付け準備。
最近管理機を入れておいたところなので、今日使ったのは、鍬とレーキのみ。
まず、畝になる幅のセンターに鍬で溝を切り、雑草と落ち葉を積んでおいただけの堆肥を薄くひく。

さらに、鍬とレーキで、溝を覆う様に畝をあげて…

鍬を使ってマルチング。
マルチは、去年ナスで使っていたシルバーマルチを大事に使っていたので使い回しが出来ました。
こんな資材も、なるべく、使用不能なボロボロになるまでは使い続けます(笑)
純利益を一円でもあげる為には、支出を少しでも抑えないと(^_^;)

早く寝床に入れてくれと言わんばかりの芽を出した種芋さん達。

間隔は40センチ〜と書いてあったけど、もともとナスの間隔で空いていた穴と、引っかかって偶然空いてしまった穴とかに。かなりテキトーな間隔になってしまいました(笑)

愛知の旅で、豊川の居土畑さんにいただいた里芋をメインで植えました。

あと三原の、バビロンと闘う、たくましい有機農家岡田くん夫妻の里芋も二つ植えました(^^)

後で考えたら、土が痩せていて追肥をしようと思ってもマルチしてたら邪魔になるからノーマルチで良かったかと思いましたが、草に負けては悔しいので、ヨシとしました。

ほうれん草が芽を出しました!!
雨が降ってくれたおかげで、ゆっくり旅が出来たけど、実は焼けてないかかなり心配だった分めっちゃ嬉しかったです☆

冬から仕込んでいたネギの苗達も元気です!

ちょうど一年前に備後自然栽培研究会のイベントでいただいて、去年の夏から取れ続けている赤ネギ。
根元から、刈らなければ何度だって生えてくるタフガイ達だ。

ネギ坊主ものぞいてきたので、いっちょ種取りもしてみますか!

そんな感じで、夕方から、明日の昼迄は恵みの雨なので、明日は、屋内でセルトレーに播種する段取りをして、ここらで失礼します☆

今日も最高の一日でした〜(^ ^)

2014年3月28日金曜日

モクモクファームさん見学

先日、名古屋駅にある髙島屋の13階にある農場レストランモクモクに行ってきました。
ビュッフェ形式で、好きなものを取って、楽しく、美味しく食事が出来ました。
野菜も美味しくて、種類も豊富でした。
以前から耳にしてしたモクモクファームという名前と、パンフレットを見る限り、とても興味をそそられたので、早速その翌日に現地に行ってきました。

名古屋からJRで三重県の亀山まで行き、亀山から二両編成のローカル線に乗り換えて柘植(つげ)駅に向かいます。
車掌さんが、中川家の礼二のモノマネにそっくりで、笑いをこらえながら亀山から20分程で着きました。

ファームに近づいてくると、イチゴの温室ハウスが立ち並んでいました。
パンフレットによると、テーマパークの様な印象です。
タクシーで、さらに20分程で到着しました。入場料は500円

まず、向かったのは、野菜市場。
正直、有名なファームなので当たり前に全て無農薬の野菜かと思っていましたが、そうでも無かった事にガッカリしてしまいました。
更に、ちゃんと調べて行けば良かったのですが、見学出来るエリアは、畜産ばっかりで、野菜畑は予約しないと見ることができませんでした…。
元々が養豚から始まったファームなので仕方が無いのですが、畜産には興味が無い自分にとっては、ちょっと予想外でした。

入り口付近のお土産屋さんには、豚肉の加工品が盛りだくさん。

最も参考になったのは、原木シイタケのハウス栽培でしょうか。
スペースを有効的に活用していて組み方が参考になりました。

カブトムシや、ミニブタショーなど、子供連れで行くと楽しめそうです。

大人には、地ビール館や、パン工房などもあって楽しめるようになっていました。

その他にも、イチゴ摘みや、シイタケ狩りや、お菓子作りなど、アクティビティも充実している感じで、テーマパークとして楽しむにはいいのではないでしょうか☆

本日は、名古屋最終日で、世界一のサイズのプラネタリウム「Brother Earth」を見てから福山に帰って種まきをします(^ ^)
最高の一日を☆
チャオチャオ♪