2016年10月7日金曜日

有り難き幸せ

自然栽培のあさひ米が実りました。
自然栽培とは、肥料や薬剤などを使わずに、大自然の恵みだけで作物を実らせる農法です。
反面、慣行栽培と呼ばれる、戦後の軍需廃棄物の処分目的から始まった現在多く一般の農法は、地下から掘削された、重油やリン鉱石、カリ鉱石を筆頭とした人工化合物、元々、自然の循環には無かった物を投与する事により、その大部分は、空気中に気化し、水脈へと流れ、大気や水や人や動物や虫や植物の身体をも汚染します。その製造工程からも含めると、戦争産業同等に、環境破壊に最も加担している産業の一つともいえるようです。
自然農を介して、これまで人が、食料や、金を巡り多くを求めてきたエゴに対するリスク代償は自然界にしわ寄せがいくようで、人間だけが、今代だけが、生きて行く為に、動物や、虫や、自然を追いやり、苦しめて果たして幸せなのか、人と自然は本当に永続できる道は無いのか、そんな事を避けて考える事は出来ず、日々、生活を見直さざるをえないと同時に、今、置かれた環境で、何が改善できるのか、試行錯誤と身の丈に合った僅かながらの成長ですが、善き修行の場をいただいたと感謝しています。
心していただきます。