2014年1月27日月曜日

2014年1月ダイジェスト

今年はこっそりとブログをマメに書くぞ〜!
…と思いながら、日々の農業日誌を書くのが精一杯で、夜の眠さには勝てなくなってまいりました。そして朝も弱いので今一度気合いを入れ直さねば…!
早いな〜…もう1月も27日が過ぎ去ろうとしています。
そんな訳で、本日は、ザックリと1月のまとめに入りましょう。

前回の続きで、神龍味噌さんに味噌仕込みを学びに行きました。
一人づつ交代で行って、自分が行った日は味噌の素となる、麹作りの日。
↑写真は室(むろ)と呼ばれる高温多湿の部屋で、原料になる米や麦に麹菌を付かす仕込みが終わった様子。

麹はそのままでも商品になり、最近流行りの塩麹として道の駅なんかで売っています。

1月の前半は主に社長宅裏の山の木や竹の伐採及び焼却作業。
チェンソーの使い方を教わった。
毎回メンテナンスが必要で、目立てが上手くいかないと全く使い物にならない。

木が燃える炎の熱は、体の芯まで入ってきて氷点下を下回る気温の中でも汗をかいて喉が渇くほど。
その温もりもかなり持続性があるのを体感した。
エネルギー資源は、原発や火力が現在の主力だが、山の再生の為にも薪資源を見直す価値がある事を多くの人が提唱しているのが分かる。

新年会は、社長自ら、先代が使っていた鶏舎を改造して作ったという一輪舎という館で行われた。
昼過ぎから始まって、なんと13時間も続きました。
自分はお酒が強くないので後半は潰れて寝てしまいました。

1月19日(日)に三和公民館で行われた、食育の重森美由紀講師を招いた神石高原有機農業推進協議会の講演会。
会場の割りに人数が少なめだったのでほとんどの人がマイクを回して意見を言い合える事が出来て面白いイベントとなりました。オーガニックが広島で普及していくにはまだまだ時間がかかりそうですが、一歩づつ確実に前に進む感じです。

そして、今はこのハウスを解体中です。
新しく、対豪雪地用の頑丈なハウスが立つそうです。

冬場の野菜で特に自信を持ってオススメ出来るのがこちら↑
畑になっている春菊を見るのはこれが初めて。
正直、春菊はあまり好きじゃなかったけど、初めて有機の春菊を食べましたが、エグ味がなくとても美味しかったです。

それでは、このへんで1月の総集編を終わります(^^)
次のネイチャー(パクり笑)までチャオ♪

2014年1月8日水曜日

我が学び舎のご紹介

我が修行の地、神石高原町は標高500m少々のところに位置します。
神石高原町でも古川というエリアは最も雪深いところでもあり、ご覧の通り冬場は、露地栽培はおろか、ビニールハウス内でも気温は暖房がないと氷点下に至ります。

かろうじてハウス栽培が出来る物として、水菜、サニーレタス、ケール、かき菜、チンゲン菜、小松菜、ほうれん草、などがありますが、やはり生育が悪く、凍って商品価値が無くなってしまう物も少なくありません。

そんな厳冬期間にも農業で凌いでいくには、加工品の製造や、畜産などがありますが、ここではそういった生産、加工、流通、販売を一貫した六次産業を仕事としてこなしていきます。
尚、冬季は貴重な一年間の準備期間でもあります。
写真は、餅米を杵で突いて餅を作っている様子ですが、これは加工にあたります。当ファームでは餅米の玄米を精米せずについた玄米餅を生産しています。もちろん無農薬の有機米だから出来る事ですが、普通のお餅より大変な労力が必要なのでなかなか市場ではお目にかかる事はないでしょう。
餅米本来の甘みでとても美味しかったです。

広島県では、まだまだ有機農業が浸透していない為、先代から続く実績のある圃場として、ローカルのテレビ局にも良く取り上げられるそうです。一番手前で収穫しているのが自分です(笑)

年末年始は、天候が良く、雪もずいぶん溶けたので、ここ2〜3日は山仕事も出来、今後果樹園にしていく山を開拓しています。竹を切り、木を切り…少し心が痛みますが、目的があって、なるべく自然と調和しながらやって行くんだ…と言い聞かせながら一本一本、自分の年齢よりも生きた木達に敬意と感謝を込めて無駄にはしないと誓いながらやっているのですm(_ _)m

さあ、今日はここまで。
明日は、加工部門!
神石高原町油木の神龍味噌さんに麹作りの視察に行ってきます。
それではまた〜☆

2014年1月7日火曜日

新年明けましておめでとうございます

暑中見舞いからの〜!
明けましておめでとうございますm(_ _)m

相変わらず気まぐれなスタンスでブログはやっていきましょう(笑)

あれから色々あったような早かったような…

なぜかフェイスブックでブログを宣伝して以来当ブログ書く事を辞めていました。

しかし、たった6件のブログだけで800回以上の閲覧回数…
どういう事か、農業にそれだけ関心のある方が多いのでしょうか。

せっかく見てもらえるチャンスと、個人的に記録残す意味でも使わせてもらいましょう♪

あれから時は流れ…

現在、福山市の畑は借りたまま、神石高原町という隣町に越してきました。

某株式会社の農園で、11月始めで雇用していただき、会社組織の歯車となって学んでみようという、素直な取り組みです。

現状は、やはり補助金に雇われた身という身分なのでしょうか…
しかし、やはり自分では見つけ切れていない様なやり口なんかも身についている実感はあります。

農業の生産だけで、全ての生活を賄えるだけのスキルが欲しい。
その一心でここまでやってきました。

だけど、いくら優良な研修機関だって自分のやる気がないのでは伸びシロが無いってもんで、ビジョンだけは誰にも邪魔されないように育てていきたいものです。

これから将来の事を考えると、政治情勢なんてとくに分からないけど、結局は自分達が準備した分しか無いんですよね。

すなわち、自分達の世代は自分達で何とかするしかない。
次世代になればなるほど、その条件は酷になっていくかも…。

しかしそんな時こそ、必ず必要になってくるのが持久力ならぬ自給力。
きっと生き残るヒントが有機農法に隠されているのではないか…と僕は睨んでいるのです(°_°)

そんなこんなで2014年今年も始まりましたが、タイトルもよろずや風天を一新して風天ファーム 修行中です。修行中を解除出来るまで宜しくお願いします!








2014年も実り多き年になりますように(^人^)