2014年6月19日木曜日

種採リed days

お久しぶりです!
梅雨らしい天気が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

本日は、種を採る事を特集してみたいと思います。

スーパーや、レストランの多くの野菜は、品種改良され、味や見た目や大きさが、人好みになっているものが多いです。品質改良の技術力には一目置くものがあります。

しかし、そんな野菜の中には、F1種子と言って、一代限りしか、品質の良い野菜が作れないようになっていて、二代目以降の種は、掛け合わせる前の種類が出てくるというものもあります。

つまり、同じ品質を保とうと思うと、毎回、その種を購入しなくてはならないのです。そうして今日の種苗会社は成り立っている訳です。

しかし、そんな作物だけでは無くて、古来より存在していた固定種や在来種など、種採りできるものも多くあります。

鎌で刈っているのは、燕麦(えんばく)という麦の一種です。
米国などではオートミールの原料として使われていますが、国内ではあまり需要がないようです。

燕麦を植えたのは、土壌改良が目的で、根っこがズドンと1m以上伸びて、硬板層をぶち破って、通気性、排水性を高めてくれると聞いて植えました。
なるほど、有機質が少なくて、ガチガチになっていた土壌は、燕麦を収穫した後は、手で掘れるくらい柔らかくなっていました。

ゴーヤーのネットの支柱を使って、干しています。
束の外側は、スズメの襲撃を受けていますが、どうせ土壌改良用の種にするだけなので、少々食われても、肥料を置いて行ってくれるからヨシとしましょう(^_^;)

続いては、ネギの種採りです。
ネギは、この、ボンボンしたネギ坊主の中に種が出来ています。
これを乾かして、種をとっていきます。

ピンセットで叩いたり、突っついたり。蜂の巣の様な形をした花で、春にはミツバチが沢山来て、受粉を手伝ってくれていました。

袋詰めして、約30gの収穫でした。
一つは、お世話になった方の所へ送ります。

こちらは、江戸野菜、のらぼう菜。
日本一美味しい菜の花と言われています。
冬場から、種を採る為に移植して、ようやく採種することができました。

知り合いの方の小麦の収穫。
小型とは言え、コンバインがあると、半日かかってやっていた手刈りの作業が、ものの10分足らずで終わってしまった。
さすが!文明の力!

そして、さつまいもの畑を作った様子を撮影していたので、紹介。

麦を刈った後の畑を、一度耕し、その上の溝に、オガクズと落ち葉を入れます。これは、土着菌を増やす試みで、有機質を分解するバクテリアを増やして、土を柔らかくする作戦です。

落ち葉などを包むようにレーキでならします。

マルチかけ。
マルチを土で止めるというよりは、横に溝を一本付けて、かいた土で、畝の肩を作る感覚で。

竹で作った、さつまいも植え機クラシックス。
こいつで、斜めに差し込むだけで定植完了!
畝の向きに合わせてツルを差していくのがポイントです。

40センチ間隔で、だいたいの感覚で。
どんな芋が出来るか楽しみです。

最近、自然食が食べられるレストラン、ファシオールさんにランチを食べに行きました。
自然食なのに、しっかりした味付けで、美味しかったです。

ファシオール 本店
720-0802 広島県福山市 3丁目7−42
http://goo.gl/maps/JKNgg

それでは、また次回の更新まで、感謝して生きる事を努めましょう☆
最高の日々を!!

Peace!

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