2014年1月8日水曜日

我が学び舎のご紹介

我が修行の地、神石高原町は標高500m少々のところに位置します。
神石高原町でも古川というエリアは最も雪深いところでもあり、ご覧の通り冬場は、露地栽培はおろか、ビニールハウス内でも気温は暖房がないと氷点下に至ります。

かろうじてハウス栽培が出来る物として、水菜、サニーレタス、ケール、かき菜、チンゲン菜、小松菜、ほうれん草、などがありますが、やはり生育が悪く、凍って商品価値が無くなってしまう物も少なくありません。

そんな厳冬期間にも農業で凌いでいくには、加工品の製造や、畜産などがありますが、ここではそういった生産、加工、流通、販売を一貫した六次産業を仕事としてこなしていきます。
尚、冬季は貴重な一年間の準備期間でもあります。
写真は、餅米を杵で突いて餅を作っている様子ですが、これは加工にあたります。当ファームでは餅米の玄米を精米せずについた玄米餅を生産しています。もちろん無農薬の有機米だから出来る事ですが、普通のお餅より大変な労力が必要なのでなかなか市場ではお目にかかる事はないでしょう。
餅米本来の甘みでとても美味しかったです。

広島県では、まだまだ有機農業が浸透していない為、先代から続く実績のある圃場として、ローカルのテレビ局にも良く取り上げられるそうです。一番手前で収穫しているのが自分です(笑)

年末年始は、天候が良く、雪もずいぶん溶けたので、ここ2〜3日は山仕事も出来、今後果樹園にしていく山を開拓しています。竹を切り、木を切り…少し心が痛みますが、目的があって、なるべく自然と調和しながらやって行くんだ…と言い聞かせながら一本一本、自分の年齢よりも生きた木達に敬意と感謝を込めて無駄にはしないと誓いながらやっているのですm(_ _)m

さあ、今日はここまで。
明日は、加工部門!
神石高原町油木の神龍味噌さんに麹作りの視察に行ってきます。
それではまた〜☆

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